支援学級と普通学級、それぞれの特徴とは?
~お子さんに合った学びの環境を選ぶために~
小学校入学を控えたお子さんの保護者の方から、
通常学級と支援学級、どちらが合っているのか分からない」
というご相談をよくいただきます。
今回は、それぞれの学級の特徴と、選ぶ際の視点についてお伝えします。
▼通常学級とは?
通常学級は、学年ごとに定められた指導内容に基づき、
学年相当の学習や集団活動を行う学級です。
いわゆる「一般的なクラス」として、多様な子どもが在籍しています。
発達に課題のある子どもでも、
本人が集団のペースについていける場合や、
支援員の加配などで補えると判断される場合には、
通常学級への就学が選ばれることがあります。
一方で、先生一人が多数の子どもを見るため、
個別の対応には限界があるという現実もあります。
▼支援学級とは?
支援学級(特別支援学級)は、
発達障害や知的障害、情緒障害、肢体不自由など、
特別な支援が必要なお子さんが対象となる学級です。
以下のような特徴があります:
少人数での授業(5~8人程度が一般的)
専門的な知識を持つ教員が在籍
子どもの発達に応じた指導内容
個別のペースに合わせて学習が進む
必要に応じて普通学級との交流も可能
お子さんにとって「安心できる環境」や「達成感の積み重ね」が得られやすく、
学習面だけでなく、生活面の支援も手厚いのが特徴です。
▼どちらを選ぶべき?
「どちらが正解」ということはなく、
大切なのはお子さんの特性や現在の様子、
そして保護者の方の思いを丁寧にすり合わせることです。
判断材料として、以下のような視点があります:
・集団行動にどの程度なじめるか
・学習の理解度やペース
・刺激の受けやすさ・こだわりの強さ
・不安感やストレスの強さ
・生活スキル(身支度・トイレ・移動など)
また、小学校就学前に発達支援を受けている場合は、
支援者からのアセスメントや意見を参考にすることも有効です。
▼就学相談でしっかり話し合いを
どちらの学級がよいか迷ったら、まずは就学相談を活用しましょう。
自治体によって時期や方法は異なりますが、
保護者の意向やお子さんの様子に基づいて、
就学先や支援の方法について話し合う機会が設けられます。
▼ジョイーレでは、就学前のお子さんへの支援も行っています
ジョイーレでは、未就学のお子さんに対する支援を通して、
小学校入学に向けたステップを丁寧に整えていきます。
必要に応じて、保護者の方の就学相談に同行したり、
意見書の作成などもサポートしています。
支援学級か通常学級か。
迷いが生じるのは、それだけお子さんのことを大切に思っている証拠です。
一緒に、お子さんにとって最適な道を考えていきましょう。
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