お知らせ

知っておきたい発達心理の知識〜子どもの育ちを見守るヒントに〜

子どもは、ある日突然できるようになる。
昨日まではできなかったことが、
今日になって自然にできていた——
そんな経験はありませんか?

それが、子どもの「発達」です。

 

▷ 発達は「順序性」と「個人差」がある

発達心理学では、子どもの成長には「順序性」があるとされています。
たとえば、運動発達は「首すわり→寝返り→おすわり→はいはい→つかまり立ち→歩行」と、
一定の順序で進んでいきます。

一方で、「個人差」も大きな特徴です。
同じ1歳でも、ことばが出始める子もいれば、まだ無言の子もいます。
どちらが良い・悪いではなく、
「その子のペースで育っている」と捉えることが大切です。

 

▷ 気になる行動も「発達のサイン」

「すぐにかんしゃくを起こす」
「順番が守れない」
「一人遊びばかりしている」

そんな様子に不安を感じることもあるかもしれません。
でも、こうした行動の背景には、
「自己調整力」や「感情のコントロール力」「社会性」の
発達段階があると考えられています。

たとえば、「まだ他人の視点を持つのが難しい」幼児期では、
相手の気持ちを理解するより、自分の思いを通す行動が自然に見られます。
これは、発達心理学で「自己中心性」と呼ばれるものです。
こうした特性は、年齢とともにゆっくりと変化していきます。

 

▷ 発達心理の視点があると、子どもの見方が変わる

「この子は、今どんな課題に向き合っているんだろう?」
「どんな力を伸ばそうとしている最中なのかな?」

そんなふうに考えることができると、
子どもの行動を“問題”として見るのではなく、
“成長の途中”として受け止められるようになります。

 

ジョイーレでは、こうした発達心理の視点を大切にしながら、
お子さまの「今」をていねいに観察し、支援しています。

子どもは、無理に教えなくても、自分の力で育つ存在。
私たちは、その育ちを「待つ」療育を大切にしています。

 

お子さまの成長に「ちょっと気になるな」と思うことがあれば、
お気軽にご相談ください。

 

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