遊びの偏りが気になるとき―同じ遊びばかりは“悪いこと”じゃない―

「また同じ遊びをしている…」
「もっといろいろなことに興味をもってほしい」
そんなふうに、遊びの偏りが気になることはありませんか?
でも、同じ遊びを繰り返すのには、子どもなりの大切な理由があります。
▷ 繰り返しは「学びの積み重ね」
子どもは、同じ遊びを繰り返すことで、
「できた!」という達成感や成功体験を重ねています。
例えば、ブロックを何度も同じ形に組み立てるのは、
空間認知や指先の動きを何度も確認し、上達している証拠です。
▷ 偏りの裏にある“安心感”
いつもの遊びには、子どもにとっての安心感があります。
決まった手順や形で遊ぶことで、
「こうすればうまくいく」という予測ができるため、
気持ちが落ち着くこともあります。
▷ 遊びを広げるためのヒント
遊びの幅を無理に広げようとすると、
かえって拒否反応を示すこともあります。
そんなときは、 “好きな遊びを起点に” 新しい要素を少し加えるのがおすすめです。
ブロック好き → 車や動物を作ってストーリー遊びに発展
おままごと好き → 食材カードや絵本と組み合わせる
パズル好き → 自分で絵を描いてオリジナルパズルに挑戦
遊びの延長線上で「新しいおもしろさ」を見つけることで、
自然に遊びの幅が広がります。
▷ 気になるときは相談を
遊びの偏り自体は成長のプロセスの一部ですが、
「極端に偏っている」「他の遊びに全く関心を示さない」など
強いこだわりが見られるときは、専門的な視点で見てみると安心です。
ジョイーレでは、発達段階に合わせた遊びの工夫を一緒に考え、
家庭での関わり方もアドバイスしています。
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