友だちとのトラブルは発達に必要?―けんかも大切な“学びの時間”―

「お友だちとおもちゃの取り合いをしてしまう」
「ちょっとしたことで手が出てしまう」
「仲直りがうまくできない」
子ども同士のトラブルを見ると、親としては心配になりますよね。
でも、こうした小さなトラブルは、
社会性を学ぶための大切なプロセスでもあるのです。
▷ トラブルは「他者を意識する」きっかけ
幼児期の子どもは、まだ自分の気持ちを言葉でうまく伝えられません。
そのため「イヤ!」「貸して!」と行動で表現することが多く、
ぶつかり合いが起こりやすくなります。
実はこの時期のけんかは、他者を意識し始めた証拠。
「自分と他人は違う」という気づきを得る大事な学びの場です。
▷ 大人ができるサポート
トラブルが起きたとき、大人がすぐに解決してしまうと、
子ども自身が「どうしたらいいか」を考える機会を奪ってしまいます。
サポートのポイントは、
まずは双方の気持ちを代弁してあげる
(「貸してほしかったんだね」「まだ遊びたかったんだね」)
解決策を一緒に考える(「順番に使う?」など)
仲直りの“きっかけ”をつくる(ハイタッチ・一緒に次の遊びを始める)
▷ トラブルの積み重ねが“関係づくり”を育てる
お友だちとの小さなけんかや衝突は、
コミュニケーションのトレーニングの一つです。
「嫌な気持ち」を味わい、
「相手も嫌な気持ちになるんだ」と気づくことで、
少しずつ人間関係の作り方を学んでいきます。
ジョイーレでは、こうした関わりの場面を「成長のチャンス」と捉え、
無理に止めるのではなく、安全を確保しながら見守り、
子どもたちが自分で解決する力を育てる支援を行っています。
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