「相談支援ってなに?」──子どもと家庭に寄り添う、もうひとつの支援のかたち

「児童福祉の仕事」と聞くと、多くの方が思い浮かべるのは子どもと直接関わる現場支援かもしれません。
ですが、実はもうひとつ、大切な支援のかたちがあります。それが「相談支援」です。
今回は、福祉業界の中でも重要な役割を担う「相談支援専門員」の仕事についてご紹介します。
★相談支援とは?
相談支援とは、「子どもや家族が必要とするサービスを選び、つながり、活用していけるよう支援する」仕事です。
具体的には…
保護者からの相談に耳を傾ける
子どもや家庭の課題をアセスメントする
必要な障害福祉サービス(児発・放デイ・訪問支援など)を一緒に検討する
支援計画(サービス等利用計画)を作成する
関係機関と連携し、継続的なフォローを行う
つまり、福祉サービスを「使う側」と「提供する側」の橋渡しをするのが、相談支援専門員の役割です。
★現場支援との違いは?
「支援」といっても、相談支援と児童発達支援や放課後等デイサービスでの現場支援には違いがあります。
「相談支援」と「児童発達支援・放課後等デイサービスなどの現場支援」は、どちらも子どもや家庭の支援を目的としていますが、その関わり方や役割には大きな違いがあります。
まず、相談支援の主な対象は「保護者や家庭全体」であるのに対し、現場支援の中心は「子ども本人」です。相談支援では、家庭訪問や面談を通して保護者の悩みに寄り添い、必要な制度やサービスの情報を提供したり、サービス利用計画を一緒に立てたりします。一方、現場支援では、遊びや日常活動を通じて子ども自身の成長を促します。
また、働き方にも違いがあります。相談支援は平日中心で、1日に数件の訪問や面談をこなすスタイル。予約制であるため、自分のペースで計画的に働きやすい面もあります。これに対して現場支援は、学校の放課後や長期休み中などに活動が集中し、集団での支援も多くなります。
求められるスキルも異なります。相談支援では、保護者の話に耳を傾け、制度を分かりやすく伝える力が必要です。アセスメント力や他機関との調整力も求められます。一方で現場支援では、子どもの発達を理解し、個性に合った関わり方を実践する力が重要です。
このように、それぞれに異なる魅力とやりがいがあります。ジョイーレでは、現場支援と相談支援が連携して子どもと家庭を包括的に支えていますので、両方の視点を活かせる環境が整っています。
現場の経験がある方にとっては、保護者や地域全体に視野を広げられる新しいフィールドになります。
★ジョイーレでの相談支援の魅力
ジョイーレでは、「療育」だけでなく「相談支援事業」も展開しています。
同じ法人内で児発・放デイ・訪問支援・相談支援が連携しており、家庭をまるごと支える仕組みがあります。
・現場を知る相談支援専門員が、的確なアドバイスを届けられる
・担当する家庭の状況が、チーム内でスムーズに共有される
・書類作成やスケジュール調整も、ICTで効率的に進められる
・チームで支えるから、ひとりで抱え込まなくていい
未経験の方でも、研修やOJTを通して基礎から学べる体制を整えています。
「誰かにとっての“最初の相談相手”になれる仕事」
困りごとがある時、人はまず「相談できる人」が必要です。
ジョイーレの相談支援専門員は、そんな「最初の相談相手」でありたいと願っています。
保護者に寄り添い、制度の中で最善の道を一緒に考え、必要なサービスにつなぐ。
それは子どもの人生を支える、大きな力になります。
「現場の経験を活かして、もう一歩広い視野で子どもと家庭に関わりたい」
──そんな方にこそ、ぜひ一度ご見学いただきたい仕事です。
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見学問い合わせはこちら
ジョイーレアルトちばだいまえ
〒263-0022 千葉県千葉市稲毛区弥生町4−37 弥生ビル 2階
電話:080-1982-5862
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